腕時計の豆知識 - 正しい日付や時刻の合わせ方

カレンダー付きのクォーツや機械式の腕時計を使っていて、ふと気がつくと日付や時刻がずれていたりする事があると思います。普段、何気なく調整している日付や時刻の調整。。。大切な腕時計を守る正しい方法をご紹介いたします。

【 腕時計の日付・時刻の合わせ方 】

「午前・午後 → 時間→ 曜日・日付」という順番になります。

(1)午前・午後を確認する

先ずは「午前・午後の合わせ方」です。今この腕時計の針が指している時刻が「午前か午後か」を確認しましょう。

竜頭を2段目引き、指針を動かせる状態にします。これで針回しのスタンバイはOK。この時、強い力で引くと竜頭が抜け落ちてしまいますのでご注意下さいね。

手動で針を進ませ、11時になる前で針を止めます。ここで要注意!腕時計の針は必ず進める方向に動かして下さい。針の逆回し(時間を戻す行為)は知る人ぞ知る危険な行為で、破損の原因となる可能性があります。

この状態から更に針を進めて、”12時を過ぎる頃からカレンダーが変わり始めれば”この腕時計は夜中(午前)です。また、”12時になっても1時を過ぎてもカレンダーが変わらない”と言うことは、この腕時計は昼間(午後)です。

夜中ならカレンダーが変わり始めますので、こうして午前と午後を見分けられます。午前・午後を確認せずに日付を合わせると、半日(12時間)ずれている事もあるので、日付合わせの前には午前か午後の確認は大切です。

(2)時刻を合わせる

次に、時刻を合わせます。
繰り返しになりますが、腕時計の針は必ず進める方向に動かして下さい。

(3)曜日・日付を合わせる

竜頭を一段押して戻し、曜日・日付を合わせましょう。曜日・日付を合わせたら、竜頭を押し込み元の位置に戻します。

これで、日付と時刻調整の完了です。

ここでもう1つの時計を守る注意点です!
腕時計には時間を調整する時の「操作禁止時間帯」があるのをご存知でしょうか?

【 腕時計の操作禁止時間帯 】

簡単にいうと、時刻を合わせている時に”カレンダーが動いている=日付が切り替わっている”時間帯のことです。知らずに操作して「大事な腕時計が壊れてしまった」がないようにしたいものです。

例えば、日付が動き出すのが前日の午後11時30分で、日付が完全に切り替わるのが翌日午前4時00分の場合、この腕時計の「操作禁止時間帯は午後11時30分〜午前4時00分」です。

操作禁止時間帯は、時計内部の歯車が日付を変更する体制になっているため、時刻や日付の操作すると針を無理に動かす事になり、腕時計に負荷がかかってしまい故障の原因になります。

操作禁止時間帯には日付や時刻の調整を行わないようにご注意下さい。

【 まとめ 】

腕時計の日付・時刻合わせの際のポイントは3点。

1. 操作禁止時間帯には操作しない。
2. 時計の針の逆回しはしない。
3. 午前と午後をきちんと確認する。

以上をお忘れなく、腕時計をより長く大切にご使用下さいませ。

上記イメージ写真は、北欧腕時計ブランドCOPHA(コプハ)のXL(エックスエル)。カレンダー窓が一の位と十の位の2つの窓にセパレートされたデザインの男性用腕時計です。