裏にも秘密があるの!?腕時計の裏蓋の種類

腕時計は実用品であると同時に、着けてる人の人物像やセンスを反映する大切な小物。腕時計を選ぶ時、何をポイントとして考えますか?「機能」、「ルックス」、「ブランド」。。。

「機能」も選びの鍵として重要でしょう。そして、「デザイン」も重要です。腕時計は自分を主張できる小物と言われるほど、人から見られるファッションアイテム。正面からのデザインで第一印象もぐ~んとアップするでしょう。

そんな、正面のデザインの反対側。。。

『裏蓋』

裏蓋とは、その名の通り、時計のケースの裏側のふた。裏蓋でケースを密閉することで、水分やホコリなどから時計内部のムーブメントを守っています。

そんな裏蓋には、いくつか種類があるのはご存知でしょうか?

腕時計の裏蓋は大まかに「はめ込み式」、「スクリューバック式」、「ねじ止め式」の3種類があります。一般的な腕時計では「はめ込み式」が圧倒的に多く、「スクリューバック式」はダイバーズ系ウォッチ、「ネジ式」はデジタル系ウォッチに多く用いられています。

【1】はめ込み式/スナップバック

フランス腕時計ブランドOXYGEN(オキシゲン)の集大成コレクションCITY LEGEND 36。はめ込み式の裏蓋。シリアルナンバー入り。
フランス腕時計ブランドOXYGEN(オキシゲン)の集大成コレクションCITY LEGEND 36。はめ込み式裏蓋。シリアルナンバー入り。

ケースにそのまま押し込んで閉めるタイプの裏蓋。

本体と裏蓋が圧着しています。こじ開け器(ヘラのようなオープナー)などを使って裏蓋を開けます。 ケースと裏蓋の間に開閉するための若干のスペースがあるので、そこにこじ開け器を差し込み、テコの原理の要領で開けます。

スクリューバックと比較すると気密性や防水性は低いですが、ケースと裏蓋の間にゴム製のパッキンなどが装着されているので、日常使いの上でそこまで気にすることはありません。

【2】ねじ込み式/スクリューバック

フランス腕時計ブランドOXYGEN(オキシゲン)の集大成コレクションSPORT LEGEND CHRONO 41の裏蓋。シリアルナンバー入り。
フランス腕時計ブランドOXYGEN(オキシゲン)の集大成コレクションSPORT LEGEND CHRONO 41。ダイバーズデザインに多いスクリューバックの裏蓋。シリアルナンバー入り。

裏蓋自体がネジ状になっており、ケース本体裏面の溝に合わせて裏蓋を回しねじ込むタイプ。

はめ込み式やネジ式に比べ気密性や防水性が高いので、ダイバーズウォッチを中心とするスポーツウォッチでよく採用されています。尚、スクリューバックだけでは絶対的な気密性を持つことができないため、ケースと裏蓋の隙間をなくす為にフロンやゴム製のパッキン(ガスケット)が同時に用いられます。これにより防塵性・防水性が高められ、時計はタフさと実用性を持つようになります。

このタイプは裏蓋に数か所の溝があるのが特徴。その溝に側開閉器の爪を引っ掛けて回して開けます。

スクリューバックの裏蓋には厚みがあることからケース自体が分厚くなっていますので、着用すると重厚感のある印象になるでしょう。

【3】ねじ(ビス)止め式

ドイツ腕時計ブランドJUNKERS(ユンカース)のバウハウスシリーズの裏蓋。
ドイツ腕時計ブランドJUNKERS(ユンカース)のバウハウスシリーズ。ねじで止めて固定するタイプの裏蓋を採用。

裏蓋を複数のねじで止めて固定するタイプ。

ケースの厚さを薄くできる、ケースの形状を複雑(楕円形、多角形)にできるのが特徴で、デザイン性に優れた時計、ドレスウォッチやシースルーバックのデザインに多く採用されています。古典的な方式なので、クラシカルな時計にも多く見受けられます。

しかし、汚れや汗、水分がねじ部分から侵入しやすいので、気密性や防水性は決して高くありません。

また、ケースデザインが円形以外の場合にはスクリューバックは出来ないので、円系以外のデザインにはスナップ式かネジ式が採用されています。

【まとめ】

表のデザインと同様に反対側の裏蓋にも多くのデザインがあるのがお分かりいただけましたか。

裏蓋のデザインによって、見た目はもちろん機能性にも変化が見られます。

ご自身の目的に応じて、腕時計を選ぶ際には裏側にも気を配ってみては如何でしょう。