知ってて安心!時計の防水機能

日常生活において意外と時計をしたまま、食事の準備をしたり手を洗ったりなどすること多くありませんか。また、まだまだ暑いこのシーズン。海や川などアウトドアで水辺に行く機会も多いのではないでしょうか。

「この時計って防水だったっけ?」って、ふと考えることも多いはず。。

時計に関する防水機能について知って、大切な時計をより長く大切に使ってみてはいかがでしょう。

 

防水機能の種類

そもそも防水性能とは、錆や故障の原因となる水分や湿気などから、時計の内部(ムーブメント)を保護するための機能です。

内容によって防水機能の条件が異なります。

(1)非防水

呼んで字のごとく、防水機能が全くありません。手巻きの腕時計、アンティークの腕時計などによく見られます。直接、水に触れないようくれぐれも注意してご使用下さい。

(2)日常生活防水

3気圧防水

「WATER REGISTANT」「30M」「3ATM」「3BAR」などと表記されます。

実際の防水性能は「30mの水圧に耐えられる」というもので「30m潜れる」という内容のものではありません。

日常生活での汗や手洗い・洗顔時の水滴、小雨など飛沫が掛かる程度であれば耐えることのできる防水性能です。

水仕事、水上スポーツ、素潜り(スキンダイビング)、潜水には使用しないで下さい。水圧の変化が激しい条件では使用しないで下さい。

(3)日常生活強化防水

5気圧防水

表記は「100M」「10ATM」「10BAR」となっております。これも「100mの水圧に耐えられる」という意味であり「100m潜れる」という意味ではございませんのでご注意下さい。

水仕事などに耐えうる程度の防水性能ですが、水の中に時計を入れるなどはご遠慮ください。

波を受ける可能性のある海や、プールでの水泳時の水圧に耐えられるだけの防水性能はございません。

10気圧防水/20気圧防水

水泳や競泳などができる防水機能です。ただし、極端に水圧がかかる場合には耐えられない可能性がありますので、ご使用の際はお気を付け下さい。

(4)潜水用防水

空気潜水時計(100m~200m防水)

表示されている水深(例:100m)までの耐圧性と長時間の水中使用に耐える防水性を備えています。ボンベを背負った潜水時(スキューバダイビングなど)に使用する時計です。

まとめ

ひとことで防水といっても性能によって様々です。たとえ防水機能表示があるからといっても、時計はやはり精密機械。基本的には水は天敵です。
水道やシャワーなどは意外と水圧が高いです。なるべくなら直接時計に当たらないようにしてください。
また、お湯は水圧に限らず温度で内部の油が損傷してしまいますので避けましょう。お湯がパッキン(時計の内部に水が入らないように、使われているゴム)にかかると、熱で変形してしまう事もあります。こうなると、本来のパッキンの役割ができなくなり、水が時計内に入ってしまう事になります。

10気圧防水などの腕時計でも防水性能がいつまでも備わっているものではありません! 防水性能は使用状況やアフターケアの方法次第で衰えます。防水時計でよくある故障の原因のひとつは、パッキンの劣化、それによって生じる錆びや隙間から水が入る事です。パッキンはゴム製なので時間とともに、必ず劣化します。また、錆びにくいステンレスでも汗や垢などが付着していたら、そこから少しずつ錆びていきます。

大切に長く使う時計でしたら機能を過信せず、乾いた布などで拭くなどの定期的なメンテナンスが一番です!!